YouTrip – 海外旅行にキャッシュを持っていきたくない方へ

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YouTrip (January 7, 2020) Retrieved from https://www.you.co/

YouTrip はマルチカレンシー旅行用 e-Wallet アプリで、EzLinkとYou Technologies Group Limitedによって開発され、2018年にサービス提供を開始しました。

シンガポールは小さい国で、国内を車で1周しても数時間しかかかりません。旅行といえば海外旅行になります。そんな海外旅行の多いシンガポールには、外貨両替店がたくさんあります。私の家の近くのショッピングセンターにも3件の外貨両替店が入っています。

通常、旅行前に外貨両替店でお金を両替してから行きますが、キャッシュをそれほど持ち歩きたくないと言う人におすすめなのが、YouTripです。

まずは、YouTrip アプリを携帯にインストールして、ユーザー登録を行います。NRIC(国民登録番号)を持っている国民や永住権保持者は、SingPassを利用してログインし、MyInfo経由で政府に登録してある個人情報が紐づけされます。シンガポールに住む外国人の場合は、Employment Pass などのIDカードを写真にとって 携帯アプリから送信します。このユーザ登録の部分はセキュリティ保護のためスクリーンショットがとれませんでした。

ユーザー登録が終わると、1週間くらいでYouTrip から Mastercard デビットカードが郵送されてきます。

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送られてきたカードは↓。取り出し方がかっこよかったので動画にしてみました。

カードが届いたら、カードを有効化し設定終了。

つぎにYouTripのモバイルアプリを開きます。e-Wallet なのでお金をチャージ(Top up )します。

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チャージするには、MasterかVisaのデビットカードかクレジットカードが必要です。

お金をチャージしたら、両替したい通貨を選びます。例えば、今現在、シンガポールドルを日本円に替えると1ドル80.4円で換算されるようです。

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現在、以下の10の通貨で、レートがロックされるようになっています。例えば、現在1ドル80.4円なので、200ドルを日本円に換算すると16,080 円になります。その後、レートが悪くなったとしても、日本円に換算したときのレートのまま、16,080円を e-Wallet に保持できます。

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e-Wallet に保持している日本円は、日本に旅行にいったときに現地のATMから送られてきた Master デビットカードを利用して引き下ろすことができます。(S$5が手数料としてかかります。)

当分、日本に旅行に行くこともないので、今度日本に行ったときに海外での使い方についてレポートしたいと思います。

 

References:
The Straits Times: Pay for overseas, online shopping in more than 150 currencies with new, no-fee mobile wallet service
https://www.straitstimes.com/business/banking/pay-for-overseas-online-shopping-in-more-than-150-currencies-with-new-mobile-wallet

The Business Times: EZ-Link, Mastercard, You Tech launch e-wallet
https://www.businesstimes.com.sg/startups/ez-link-mastercard-you-tech-launch-e-wallet

Find My Car – 車どこにとめたっけ?

日本からシンガポールに移住した時に思ったのが、CCTVがなぜこんなにあるんだろうかと。こんなにたくさんのCCTVを誰がいちいちチェックしてるんだろうか、と思ったものです。

Business Insider によると、1000人あたりに対するCCTVの数は15.25台で、シンガポールは世界で11番目に多くのCCTVから監視されている City なのだそうです。CCTV設置数の多さは、犯罪率の低さや安全指数の高さにそれほど関係しているわけではありません。CCTVの設置は、将来的に人物追跡システムの構築に利用されるのだと思います。

このCCTVですが、シンガポールのチャンギ空港では、セキュリティの問題だけでなく、もっと身近な問題を解決するのに利用されています。

チャンギ空港は、現在ターミナルが4つあり、約8000台 (T1:2500台, T2:2300台, T3:1600台, T4:1700台)ほどの駐車スペースがあります。2019年4月にオープンした複合型施設のJewelが空港に隣接していて、ターミナルの行き来が簡単にできます。

誰かを空港に送った帰りに Jewel で買い物して、食事をして帰ってくることもけっこうあります。そこで問題になるのが、

車、どこにとめたっけ?

 

そこで、チャンギ空港の駐車場に設置されているDigital Signageでは、フロアガイドのほかに、ビデオベース駐車場案内システム (VPGS: Video-based Parking Guidance System) を提供しています。このVPGSが最初に導入されたのは2017年で、最初は、駐車場に出入りする車を登録し、駐車スペース以外の場所にとめている車や、ピックアップポイントを占領している車を取り締まるために導入されました。その後DVGSの機能を利用して、「Find My Car」サービスが提供されるようになりました。

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使い方は簡単で、車のナンバーを入力して検索すると、自分の車がサイネージに映し出され、歩いている人のシルエットアイコンをクリックすると、現在地から車をとめた場所までの行き方が表示されます。

これは、駐車場に入る際にCCTVが車の正面からの写真をとってナンバープレートを認識します。そこから駐車場にあるいくつものCCTVの画像から、そのナンバープレートの車を探し出してくれるのです。

駐車場を出る際にも写真がとられ、駐車場から車が出たことが記録されます。

今までは人が手分けして車を探していたところ、画像分析で簡単に車を探してもらえます。これでどこに駐車したか覚えなくても大丈夫!

 

 

 

References:
Changi Airport Group: Smart Parking Guidance System
http://www.changiairport.com/corporate/media-centre/resources/publication/issue-9/smart-parking-guidance-system.html

Business Insider Singapore: Singapore is the 11th most-surveilled city in the world – but it doesn’t even come close to China: Repo
https://www.businessinsider.sg/singapore-is-the-11th-most-surveilled-city-in-the-world-but-it-doesnt-even-come-close-to-china-report/rt

 

 

SimplyGo

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SimplyGo は、2019年4月から陸上交通庁(LTA : Land Transport Authority)とTransit Link Pte Ltd (LTAの子会社) によって提供されている Mobileアプリです。

あらかじめ、非接触型の銀行のカードや、ビザやマスタカードをモバイルアプリに登録しておきます。公共の交通運賃の支払いを非接触型カードで行い、その履歴をモバイルアプリから確認できるというものです。

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SimplyGo (December 12, 2019) Retrieved from https://simplygo.transitlink.com.sg/

シンガポールでは、2002 年から利用されている EzLinkカードという電子マネーがありますが、利用する前にカードにお金をチャージ(トップアップ)する必要があります。ですが、このSimplyGoがあれば、クレジットカードや銀行のカードのほかに、わざわざ電子マネーを持ち歩く必要がなくなります。

まずはユーザーアカウントを登録しておきます。

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登録ができたら、Mobile アプリにログインします。共通交通機関情報(バスの時間、電車の駅の場所など)シンガポールの地図などのさまざまサービスが提供されていますが、中でも罰金(Penalty Fee)が手軽にMobileアプリができてしまうあたりがシンガポールっぽいです。

“My Cards”メニューから非接触型ICカードをここに追加します。

実際に電車に乗る際に登録したクレジットカードを使ってみました。クレジットカードを使って自動改札機から入出場するのは初めてなので、ちょっとドキドキ。

EzLinkカードを使うと自動改札機にカードの残高が表示されますが、クレジットカードを使った場合は、銀行のカードが利用されている旨のメッセージが表示されます。そしてすぐに、携帯にメッセージが入りました。

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EzLinkカードを忘れて家を出てきてしまった場合、別のカードでも電車に乗れるのは便利ですね。

 

 

References:

TransitLink: What is SimplyGo?
https://simplygo.transitlink.com.sg/

LTA: Paying for Your Ride
https://www.lta.gov.sg/content/ltagov/en/getting_around/public_transport/plan_your_journey.html#paying_for_your_ride

 

 

EzLink

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EzLink (December 10, 2019) Retrieved from https://www.ezlink.com.sg/

いつも利用しているEzLinkカード。まだ記事にしていませんでしたね。

EzLinkカードは非接触型カードで、シンガポールの主に公共交通機関の支払いに使用されています。初期のEzLinkカードはSonyのFeliCaの技術が採用され、2002年4月から利用されていました。その後シンガポール全体でカードの変更が行われ、2009年10月から現在の非接触型ICカードの新標準規格「CEPAS : Contactless e-Purse Application」に基づいたEzLinkカードに移行されました。

 

表面:いろいろなデザインのものがあります。

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裏面:16桁のカード番号が表記されています。

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現在のEzLinkカードは、駐車券を利用せずにICカードにて駐車料金の決済が可能なEPS (Electronic Parking System)を採用している駐車場や、道路の通行料金の電子課金を行うERP (Electric Road Pricing)の支払いにも利用できます(ただし車載器 (IU : In-vehicle Unit)がDual-Mode に対応している場合)。

EzLink は陸上交通庁(LTA : Land Transport Authority)の子会社 ( EZ-Link Pte Ltd Co.) により 運営されています。その EZ-Link Pte Ltd Co. は 2013年12月に 、NFC(Near Field Communication) 技術を利用して携帯電話からカード管理する Mobile Appをリリースしました。

この Mobile Appの便利なところは、
1. 利用履歴の確認
2. オートチャージの設定
3. 携帯電話からカードにお金をチャージ
4. カードを紛失した場合、カードの悪用をストップ
5. EzLink利用ポイントの換算
ができることです。

日本のPasmoの場合、最寄りの駅や端末がないとできないこと(2,3,4)が、シンガポールのEzLinkカードでは携帯でできてしまいます。

まずは、ユーザ登録をします。メールアドレスと携帯電話を登録し、その両方に識別コードが送られてくるので、両方で確認が必要です。

EzLinkカードの裏をみるとクレジットカードのように16桁の番号があるので、それを登録すると現在の金額が表示されました。

カードを紛失してしまった場合、利用を止めるためにはCard Blockingを行います。

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次にチャージ (Top Up)をしてみます。チャージする金額を選び、PayLahを利用して10ドルチャージしてみました。

チャージ後は、携帯にEzLink カードを接触させカードの情報を更新します。Mobile App に登録した “MyCard” から名前を“Marvel”に変更してみました。カードに10ドル追加チャージされたのがわかります。

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自分のEzLink Mobile Appに子供のEzLinkカードを追加しておけば、わざわざ駅に行ってチャージしなくても、いつでもどこでもチャージできますね。

References:

EzLink: EZ-LINK LAUNCHES WORLD’S FIRST NFC MOBILE APPLICATION FOR EZ-LINK CARD TOP-UPS
https://www.ezlink.com.sg/2013/12/ez-link-launches-worlds-first-nfc-mobile-application-for-ez-link-card-top-ups

StaffOnDemand

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StaffOnDemand (November 28, 2019) Retrieved from https://staffondemand.sg/

シェアリングエコノミーはますます拡大し、私たちの生活に浸透してきているようです。こちら、2013年に始まった Cloud based のリクルートメントプラットフォーム、StaffOnDemand.sg です。中小企業など人材確保に時間をあまりさけられない企業に対し、簡単にスキルのある人材を探して面接を調整することができるプラットフォームを提供しています。

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今までは自社内で業務を完結させるインハウス形態でしたが、それから人材派遣(テンプスタッフ)が利用されるようになり、一部の業務を外部委託するアウトソースが行われるようになりました。今後は私たちの働き方を変え、人材スキルを活かしたオンデマンドスタッフィングが伸びていくと考えられます。

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(allwork) (November 28, 2019) Retrieved from https://www.allworknow.com/why-you-need-on-demand-staffing

 

シェアリングエコノミーは、私たちのライフスタイル、消費活動を一変させました。例えば:

Material and energy (資源とエネルギーのシェア) -P2P電力取引
Transportation (移動のシェア) -ライドシェア
Products (モノのシェア) -フリマアプリ
Space (空間のシェア) -コワーキングスペース
Money (お金のシェア) -クラウドファンディング
Professional and Personal Services (人材のシェア) -オンデマンドスタッフィング

シェアリングエコノミーは次に何を変えるのでしょうか?

 

 

References:
Tech In Asia: Singapore startup lets you save time by posting job ads everywhere at once
https://www.techinasia.com/staffondemand-startup-profile-singapore
(allwork): Traditional vs. On-Demand Staffing
https://www.allworknow.com/why-you-need-on-demand-staffing

soCash – お金おろしたいけどATMが近くにない!

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soCash (November 20, 2019) Retrieved from https://www.socash.io/

お金をおろしたいけどATMが近くに見つからない!

なんてことはコンビニATMがたくさんある日本の都市部では問題にならないかもしれないですが、近くにコンビニがなかったり、そもそもコンビニにATMが備え付けられていない国では問題でしょう。

soCash はそんな問題を解決してくれる携帯アプリです。シンガポールベースのスタートアップにより、2018年3月からサービスが開始されました。ATMが近くに見つからなくても、近くにあるお店やコンビニからお金をおろせるサービスです。

キャッシュレスを目指しているシンガポールで、その動向と反対に進むサービスです。

まずはアプリをインストールし、Payment メニューからどこの銀行口座を利用するのか指定しておきます。

自分のいる場所の近所で、お金をおろせるお店をさがします。

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現在地から数百メートルのコンビニから30ドル、おろすことにしました。お店によっては、「Purchase Required」指定されています。つまり、そのお店に行ってお金をおろすには、そこで何か買い物をしないといけません。もし、50ドルお金が必要な場合、ここで50ドルと指定しておくと、買い物の金額が差し引かれ、50ドル以下しか手元に残りません。なので、金額はちょっと多めにしておくといいでしょう。

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お店を決めたら、「Withdraw Here」ボタンをおします。ここからは、指定してある銀行の i-Banking にジャンプします。IDとPasswordでログインして、口座がいくつもある場合は、どの口座からお金を引き落としたいのか指定します。この i-Banking の作業中はセキュリティの問題から、スクリーンショットがとれませんでした。お金を30ドル、引き落とすことを確定すると、以下のようにショートメッセージがとどきます。私の口座から30ドル、セブンイレブンの口座にお金が渡ったことがわかります。

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お金の受け取りは1時間以内と指定されます。選択したお店に、1時58分までに受け取りにいくこと、お金は、DBS/POSBから引き落とされたこと、そしてお金を受け取る際に、買い物をしなくてはいけないことが記されています。

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お店について買い物をして、キャッシャーで 「Scan & Collect」ボタンをおすと、QRコードが表示されるので、キャッシャーがそれを読み込んで確認完了。

私は、綾鷹を2本、2ドルで購入したので、28ドル受け取りました。

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レシートが登録してるメールアドレスに送られます。

** ここからはキャッシャーでの話。**

ニュースによるとセブンイレブンとsoCash が提携してサービスを開始したのが、2018年6月。どうやらあまり浸透していないようで、セブンイレブンのキャッシャーの人がパニックってしまって、「こんなのやったことない!知らない!」と言われて、システムのことをいろいろわかっている店員はお昼にでかけちゃって当分かえって来ないから、出直して来いと。。。こっちも1時間以内にお金をおろさないといけないから、あとで来ることもできないと伝えると、その店員さんに電話してもどってきてもらいました。

その店員さんが帰ってくる前に、買い物すましちゃいましょうね、と綾鷹2本の支払いを済まされてしまったのですが、戻ってきた店員さんに、ダメだよ!その支払いは引き落とすお金の中からしなくてはいけないんだよ、と。。。

結局、先に済ませた支払いをキャンセルしてもらい、30ドルの中から2ドル買い物したようにレジを打ち直してもらって終了。

コンビニや小さい商店でレジのところにいるのは、自分の母親よりも年上に見えるおばちゃん、おじちゃんが多いように思えるのですが、そういう人たちにもちゃんとシステムが使えるようにトレーニングしないといけないですね。

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さて、話は soCash のサービスの話に戻りますが、2019年10月、JCBと協業を発表しました。JCBカード会員はsoCashのアプリ上でクレジットカード情報を事前登録すると、スーパーやコンビニといったATM以外の場所においてカードレスで海外キャッシングが利用できるサービスを2020年春以降を目標にサービス開始を検討しているようです。まだカードの普及が遅い、もしくはカード詐欺などの多い東南アジアの人気観光地に行く日本人観光客をターゲットとしているようです。シンガポールでは、soCash が外国為替市場に参入するとニュースになっています。

現在、soCash はシンガポール国内でのサービスですが、将来、海外旅行した先の国で口座をもっていなくても、コンビニでお金をおろせるようになるかもしれません。

 

References:

soCash: How to Use
https://www.socash.io/how-to-use

fintechnews.sg: 7-Eleven Partners soCash To Offer Cardless Cash Withdrawals
https://fintechnews.sg/20597/fintech/7-eleven-partners-socash-to-offer-cardless-cash-withdrawals/

AsiaOne: SOCASH and JCB set their sights on Cardless Currency Exchange service for Tourists
https://www.asiaone.com/business/socash-and-jcb-set-their-sights-cardless-currency-exchange-service-tourists

Mobile Wallet apps: もし間違えて送金してしまったら?

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Channel News Asia: Reversing A Cashless Mistake (November 19, 2019) Retrieved from https://www.channelnewsasia.com/news/video-on-demand/why-it-matters/reversing-a-cashless-mistake-12102480 

マッキンゼービジネスコンサルタントによると2019年5月の時点で10人に7人のシンガポール人が Mobile Wallet を利用しており、App Annie によると、よく利用されている Mobile Wallet は、 Grab Pay, PayLah! そして、UOB Mighty Pay だそうです。

2017年から現在まで約28,000,000 件、金額にして約46億シンガポールドル(1ドル80円で計算すると約3.7千億円) のPeer-to-Peer の入出金が行われているそうですが、みんな間違いなく相手に送金できているのでしょうか?間違えて他の人に送ってしまったってことはないのでしょうか?もし、間違えてしまった場合にはどうしたらいいのでしょうか?といったことがレポートされているビデオクリップです。

ここで内容を少し紹介したいと思います。

電話番号を指定することによって、相手に簡単に送金できますが、もし間違った番号に送ってしまったらどうしたらいいのでしょうか?

PayLah!サービスを行っているDBS銀行のWebサイトを見てみると、もし間違った番号に送金してしまった場合には、その人に連絡してリファンドを依頼してください、と書いてあります。

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DBS (November 19, 2019) Retrieved from
https://www.dbs.com.sg/personal/support/bank-local-wrong-funds-transfer.html

DBSのPayLah!サービスの担当者のインタービューの中で、もし間違えて送金してしまった場合、なぜDBSはその送金をキャンセルしてお金を送金元にもどせないのか、とレポーターの人が聞いていました。それはお金を受け取った人の承諾もとらずに、それが本当に送金間違えのケースなのか、送金されるべきはずのお金だったのかは、送金者の依頼だけでは確認がとれないからであるとの回答でした。しかしながら、間違えて送金してしまうケースというのはとても少ないらしく、間違った送金相手に連絡がつかないので、リファンドをしてほしいとDBSに連絡がくるケースは0.001%にも満たないのだそうです。

では、間違えて送金してしまった相手にリファンドに応じてもらえない場合はどうしたらよいのでしょうか?

シンガポールの弁護士さんの話によると、間違って送ったお金の所有権は送金者にあるので、もし送金相手がリファンドに応じなかった場合、警察に報告するか、提訴するか、どちらかの手段にでないといけないそうです。

でも、Peer-to-Peer で知り合いに送金するのは、たとえば夕飯代を割り勘にして50ドルくらい送る、といったケースだと思いますが、数千円のお金が戻ってこないからといって、警察に行ったり提訴することのほうが、時間と労力がかかってしまいますよね。

では、Mobile 決済のしくみを提供している側は、なぜリファンド機能をつけないのでしょう。

ここで、さまざまな決済方法を扱っているお店の店長さんのインタビューがありました。お客さんからはわかりませんが、クレジットカードやPayPalでは、決済を行うお店がカード会社に手数料を支払っています。現在のところ、PayLah!といったMobile 決済を扱うお店側の手数料は、クレジットカードやPayPalの手数料に比べて格段に安いのだそうです。ですが、クレジットカードやPayPalはリファンド機能があります。つまり、そういうサービスがあるかどうかの違いなのでしょう。

Mobile 決済を利用する場合、手軽ではあるけれど、利用者が気を付けて使わないといけないということですね。

さて、DBSのインタビューでもありましたが、間違って送ってしまった場合、それを受け取った側に連絡すると、驚くことに、ほとんどの場合すぐにお金を返してくれるそうです。

10年位前にお財布を落としたときも、警察に届けたら、IDとか入ってるのだったらすぐにもどってくるよと言われました。実際、1週間くらいしたら、お財布の中にはいっていたカード類がすべて郵送されてもどってきました。お財布を拾った人が、お財布とお金をとって、使ったら足がつくと思われるカード類には手をつけずに送り返してくれたのです。お財布とお金をとられて頭にくるところですが、IDを返してもらったおかげで再発行は免れるので、なぜか“ありがとう”という気持ちになってしまいました。つまり、シンガポールはなくしたものが戻ってくる国なのです。

Mobile 決済で間違って送金してしまってもお金が戻ってくるのは、そういう国だからなのかもしれません。

References:

The Straits Times: Mobile wallet operators race to be the best
https://www.straitstimes.com/singapore/mobile-wallet-operators-race-to-be-the-best

Asia One: GrabPay is most popular e-wallet in Singapore: Report
https://www.asiaone.com/digital/grabpay-most-popular-e-wallet-singapore-report

Channel News Asia: Screwed up an e-wallet payment? Here’s how to get your money back
https://www.channelnewsasia.com/news/cnainsider/screwed-up-mobile-wallet-payment-how-to-get-your-money-back-12173718