SafeEntry -行動制限中の行動管理

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NDI{api} (27 April, 2020) Retrieved from https://www.ndi-api.gov.sg/safeentry

5月4日までの行動制限が6月1日までに延長され、今まで開いていたお店も閉まることになったり、厳しく管理されています。基本、オフィスに来てよい人は、許可をもらっている人だけで、何か忘れものをしたからといって簡単にオフィスに戻れるわけではありません。

建物に入る際に、携帯アプリで入場と出場を記録する必要があります。このアプリは SingPass にも連携しているので、名前やNRICなどの個人情報が建物の入出場時間とともに記録されます。

この携帯アプリは、行動制限が延長されてから、混雑が予想されるショッピングセンターでも使われるようになりました。

先日、日本の調味料などが近所のスーパーでは売り切れで買えなかったので、しょうがないので明治屋まで足をのばしました。

まず駐車場から建物に入るところで、QRコードを読み込み、チェックインするよう指示されます。

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*QRコードは読み込めないように処理してあります。

そこで、QRコードを読み込むと、webサイトにジャンプし、Check-In をクリックして入場記録をします。この画面のあと、SingPass アプリと連携して、個人情報が渡されます。

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帰るときは同じようにQRコードからアクセスし、Check-outを行います。

建物に入場してから、ソーシャルディスタンスを守って1m開けて並び、明治屋に入るまで20分くらい待ちました。なので、明治屋での滞在時間は40分くらい。買うもの買ってすぐに帰りました。

こうやって厳しく管理されると、出掛けるのも大変。NRICに基づいて行動記録が蓄積されていると思うと、あまりふらふら出歩いてたら、すぐにフラグが立ちそうなので、やっぱり家でおとなしくしていようと思います。

 

References:
goBusiness: SafeEntry
https://covid.gobusiness.gov.sg/faq/safeentry

 

 

Student Learning Space – 小中高オンライン学習ポータル

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Student Learning Space – SLS – Ministry of Education (April 8, 2020) Retrieved from https://vle.learning.moe.edu.sg/

SLS (Student Learning Space) は、教育省とGovTech によって開発され、2018年5月に公開されました。教育省傘下の学校(主に小中高)で使用されているオンライン学習ポータルです。

ログインすると、その週に終わらせないといけない課題が表示されます。

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算数は e-learning 教材を見たり、問題に答えたり。体操や音楽の教材もあります。面白いと思ったのは言語の教材。

文章を音読して録音したものを提出すると、すぐに流暢かどうか、発音がしっかりしているかの点数が表示されます。点数がすぐにでるので、発音を直したほうがいいのか、それとももっと流暢に話さないといけないのか、どのように練習したらいいのかわかります。

 

以前は、教育省認可の教科書を提供している会社のサイトで、副教材も提供されているので、それらが利用されていました。

例えば、Marshall Cavendish Education社から提供されているオンラインサイトも、ログインするとオンライン教材にアクセスしたり、学校からのアナウンスメントがみれるようになっていました。

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Marshall Cavendish Online (April 8, 2020) Retrieved from
https://www.mconline.sg/

機能的なものは一緒だと思うのですが、SLSは教育省が提供しているコンテンツのほかに、それぞれの学校もコンテンツを作成してSLSにアップし、子供たちに提供することが可能です。

シンガポールは3月27日に週一で Home Based Learning を行うと発表があり、小学校は水曜日、中学校は木曜日、高校は金曜日に曜日別に行いました。その後、4月3日に急遽発表があり、4月8日から5月4日までFull Home Based Learning になりました。

その他に勉強の予定表が Parents Gatewayを通して送られてきます。ほとんどが自習なので、小学校高学年になれば自分で予定にあわせて勉強してくれますが、低学年には親がつきっきりで、次に何して、これをしてと指示をしないとなかなかすすみません。また、e-Learning も習ったことのない新しいトピックスを e-learning で小学生低学年に自分で理解させるのはかなり難しいです。先生によりけりで、Zoom を使って授業をする先生も中にはいますが、数は少ないと思います。

このFull Home Based Learning 明け、子供たちの学習にかなりの差がついてるのではないかと思います。

 

References:

GovTech: Student Learning Space
https://www.tech.gov.sg/products-and-services/student-learning-space/

Ministry of Education: SINGAPORE STUDENT LEARNING SPACE (SLS)
https://www.moe.gov.sg/education/syllabuses/singapore-student-learning-space-(sls)#about-sls

The Straits Times: Coronavirus: Lessons at home for primary school pupils proceed smoothly, despite teething issues
https://www.straitstimes.com/singapore/coronavirus-primary-school-pupils-first-to-attend-online-classes-from-home-on-wednesday

 

 

SpaceOut – 密を避けて

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SpaceOut (April 5, 2020) Retrieved from https://www.spaceout.gov.sg/

COVID-19関連で政府からさまざまな情報が提供されています。4月3日に発表され、7日から5月4日まで施行されるルールでは、食べ物を求めたり病院に行くなどの生活して いく上で必要な行動以外は行わないように指示されています。ショッピングモールも、スーパーやレストラン(お持ち帰りのみ)以外は基本休みなので、多くの人は出歩くことをしないでしょう。それでもスーパーに人が集まってしまったり、少しは体を動かそうと、公園に人が密集してしまうことも考えられ、出掛ける前にどこが混んでるかをチェックできるようになっています。

こちら、都市再開発庁 (URA: Urban Redevelopment Authority)によって提供された SpaceOut のページでは現在、このSpaceOut に参加しているショッピングモールの混み具合を確認できます。

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黄色の部分を見てみると、ジュロン地区の大型アウトレットモール IMM が少し混んできているとでています。x 印を見てみると、ムスタファセンターとでています。ムスタファセンターは24時間開いている何でも売ってるインド人街のショッピングセンターなのですが、けっこう狭くて人が密集するため、案の定クラスターが発生し4月4日から2週間閉まっています。

また、ショッピングモールをクリックすると、曜日別 / 時間別の混み具合がわかります。

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また、散歩や運動に出かけたいと考えている人は、National Park から公開されている Safe Distance @ Parksをチェックするとよいです。Safe Distance @ Parksは、OneMap を利用しているサイトで、現在の公園の混み具合を教えてくれます。

Safe Distance @ Parks (April 5, 2020) Retrieved from https://safedistparks.nparks.gov.sg/

References:

Channel News Asia: Mustafa Centre to close for at least two weeks; will undergo disinfection
https://www.channelnewsasia.com/news/singapore/mustafa-centre-closed-two-weeks-covid-19-12609734

News Day 24: NParks develops nifty real-time map showing crowd levels at all green spaces in S’pore
https://www.newsday24.com/singapore/nparks-develops-nifty-real-time-map-showing-crowd-levels-at-all-green-spaces-in-spore/

Channel News Asia: COVID-19: New website provides updates on crowd levels in Singapore malls
https://www.channelnewsasia.com/news/singapore/covid-19-mall-crowd-website-space-out-12611028

TraceTogether – シンガポール流コンタクトトレーシング

またまた、GovTech が新型肺炎関連でアプリを開発しました。昨日(2020年3月20日)発表された後、私のまわりでも次々にメッセージが流れて、アプリをインストールしています。これは、より多くの人がインストールしたほうが意味があるものです。

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仕組みは、TraceTogetherアプリを携帯にインストールしていると、暗号化されたIDがBluetoothで交換されます。知らない間に、新型肺炎に感染している知らない人と接触していかも しれないので、携帯が誰と接触したのか記録しておいてくれるのです。

位置情報や個人情報は収集されないとのことです。なので、携帯番号から生成されたIDと、IDが交換された日時が記録されるのでしょう。

あとは、シンガポール保健省(MOH:Ministry of Health)から連絡がくるまで、携帯でアプリを起動させておけばいいだけです。もしMOHからTraceTogetherアプリの情報をアップロードしてくださいと言われたら、情報をアップロードします。このアプリにはアップロード機能しか、ユーザが操作できる機能はありません。アップロードされた情報から、濃厚接触者に順に連絡をとっていくのでしょう。

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MOHが連絡があったときは、もしかしたら、知らない間にまったく知らない誰かと濃厚接触した可能性があるということです。

TraceTogether: Community-driven contact tracing to stop the spread of COVID-19: Retrieved (March 21, 2020)

Gov.sgからくるwhatsapp (LINEのようなアプリ)メッセージでも、インストールするように呼びかけています。

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追記:

BlueTrace プロトコルを使用している OpenTrace が github にオープンソースとして公開されました。

 

References:

The Straits Times: Coronavirus: Singapore develops smartphone app for efficient contact tracing
https://www.straitstimes.com/singapore/coronavirus-singapore-develops-smartphone-app-for-efficient-contact-tracing

GovTech: Responding to COVID-19 with Tech
https://www.tech.gov.sg/products-and-services/responding-to-covid-19-with-tech/

GovTech: 6 things about OpenTrace, the open-source code published by the TraceTogether team
https://www.tech.gov.sg/media/technews/six-things-about-opentrace

OneMap – シンガポールの地理空間情報

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OneMap (February 17, 2020) Retrieved from https://www.onemap.sg/

 

2018年に発表された シンガポール地理空間基本計画(Singapore Geospatial Master Plan) は、2014年に発表されたシンガポールの Smart Nation を支援するものです。

シンガポールは地理情報システムにおいて(も?)すすんでおり地理情報システム(GIS: Geographic information system) を組み込んだ統合土地利用システム(ILUS: Integrate Land Use System) を1980年に作成していました。まだまだ紙の地図が利用されていた頃です。

その頃から改良に改良が重ねられ、2010年にはGoogle Map のシンガポールバージョンとCNNでも紹介されたOneMapが発表されました。ですが、この地図、建物や場所を示すだけの地図ではありません。シンガポール人が生活していく上で必要なありとあらゆる情報が詰め込まれているのです。たとえば、 小学校に子供を入学させるのに、1キロ圏内、2キロ圏内とか制約があるのですが、希望する小学校にの1キロ圏内の居住エリアはどこか、など。

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また、不動産情報もシンガポール人にはかかせない情報です。

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あと、面白いのはシンガポールでのドローンの飛行可能な場所も確認できます。2015年にドローンの規制が厳しくなりましたが、2016年、シンガポールはドローンの利用において登録は必要ないとしました。しかし、2019年6月にチャンギ空港上空を不審ドローンが侵入したりこともあり、政府はドローン利用において登録制にすることを検討しています。

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OneMap では、APIも提供されているため、自分のWebサイトから地図を表示させることも可能です。

 

References:
CNN: OneMap, Singapore’s ‘Google Map with a difference,’ hits screens
http://travel.cnn.com/singapore/play/onemap-singapores-version-google-maps-015128/

Singapore Land Authority: MORE SERVICES, MORE INFORMATION ON ONEMAP
https://www1.sla.gov.sg/articles/press-releases/2011/more-services-more-information-on-onemap

The Straits Times: Census data now displayed on SLA’s OneMap
https://www.straitstimes.com/singapore/census-data-now-displayed-on-slas-onemap

The Straits Times: Singapore to require mandatory registration for all drones
https://www.straitstimes.com/politics/singapore-to-require-mandatory-registration-for-all-drones

Mask Go Where – マスク配布へ

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MASK GO WHERE (February 3, 2020) Retrieved from https://maskgowhere.sg/

 

シンガポール政府は本当に仕事が早いです。マスクはどこも売り切れなので、2月1日からシンガポール政府は、約130万家庭に4枚ずつ、5百万枚以上のマスクを配給することにしました。

受け取りには、NRIC(登録識別カード番号)の提示が必要です。近くのコミュニティーセンターで受け取れるのですが、住所ごとに受取日が違います。先日、近所に住む友達に、コミュニティーセンターで受け取れるから、行ってみて~とメッセージしたら、ここら辺は来週にならないともらえないから、またコミュニティーセンターに来るように言われたそうです。ゴメンね。。。

というわけで、郵便番号を入力すると、どこのコミュニティーセンターでいつマスクを受け取れるのかわかる Web サービスが登場しました。

GovTech が一晩で作成したやっつけ仕事です。例えば、自分の郵便番号を入力すると、いつどこでマスクが配布されるのかすぐにわかります。

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定められた日時にコミュニティーセンターに行くと、住所ごとにどのテーブルでマスクをもらうのか教えてもらえます。

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住所を記入して、NRICを提示するとマスクがもらえます。

 

一家族(ユニット)につき4枚のマスク1セットがもらえることになっていて、ユニット番号を記入するのだけど、その記入は手作業だったんですよね。もしかしたら、すでに同じユニット番号で誰かがマスクをもらってしまっているかもしれないし、そこら辺のチェックは受付の人たちが一覧を目で確認するだけ。そこまではシステム作る時間なかったのかな?データを集める必要がないと思ったのかな。

 

 

Reference:

The Straits Times: Mask distribution to begin at 200 RC centres today
https://www.straitstimes.com/singapore/mask-distribution-to-begin-at-200-rc-centres-today

SGWorkPass – その就労ビザ有効?

最近、勤続9年だったヘルパー(正式にはforeign domestic helper)から新しいヘルパーに変更したので、ヘルパーに関するWebサービス、Mobile app の紹介をしたいと思います。

勤続9年のヘルパーがトランスファー(他の家で働くこと)したいというので、うちも新しいヘルパーを雇うことにしました。元ヘルパーと新しいヘルパー、それぞれのヘルパーのエージェントが書類の作成をしてオンラインで人材省(MOM : Ministry of Manpower)に書類を提出します。

申請の流れは以下。:

①.元ヘルパー:トランスファーを了承する旨のレターにサインして元ヘルパーのエージェントに提出 。

②.新しいヘルパー:新しいヘルパーのエージェントで、家族構成などを記載する書類を作成して、ヘルパーに保険を購入し、サインした書類を人材省にオンラインで提出。

③.人材省から書類が受理&承認された旨のメールが届き、再度届いた書類にサインして人材省にオンラインで提出

④.ヘルパー受け入れ当日。元ヘルパーのエージェントが、人材省のWebシステムで、労働許可をキャンセル。その後、新しいヘルパーを受け入れた旨を登録。

⑤.仮の労働許可書レターがメールが送られて、1週間後くらいに労働許可書のカードが書留郵便で送られてくる。

 

実際に人材省に郵送するのでなく、オンラインで処理されるので、連絡はショートメッセージやメール、Web確認のみ!

 

送られてくるメールやWebサイトを紹介したいと思います。

③:申請してから1週間くらいで書類が受理&承認されます。以下のメールは、申請が処理中である旨のメールで、承認されるとまたメールがきます。

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④:実際にヘルパーを交換する日ですが、元ヘルパーを送り出し、元ヘルパーのエージェントが人材省のシステムから、私の家での就労許可をキャンセルします。それから、新しいヘルパーのエージェントに行って、新しいヘルパーを受け入れ、人材省のシステムに新しいヘルパーがうちで働くことを登録します。前に書類を提出&受理されてので、この手続きは実際にヘルパーを受け入れたという登録。

⑤:すぐに人材省から、ヘルパーの就労許可書が届くまで仮の就労許可書レターがメールで送られてきます。

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人材省のサイトに確認すると、私の元ヘルパーの労働許可書がキャンセルされて、新しいヘルパーが雇われたことが記載されています。

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Ministry of Manpower (February 1, 2020) Retrieved from https://www.mom.gov.sg/

 

許可書は、免許証のようなカードで、顔写真と裏には指紋とQRコードが記載されています。労働許可書が有効なものであるかは、SGWorkPass という労働許可書の詳細や、有効かどうかを確認するための Mobile App で確認できます。

2017年9月から段階的に、労働許可書の裏にQRコードが記載されました。

2017年9月:建設や造船業の作業員用の就労許可
2018年1月:それ以外の就労許可(ヘルパー向けを除く)
2018年3月:ヘルパー向けを含むすべての就労許可、配偶者ビザ、長期滞在ビザ

これをSGWorkPass で読み取れば、有効(Valid)かどうかすぐにわかります。労働許可書にも有効期限や働いてる先が記載されてるので、それを見れば有効かどうかわかるのではないか、と思われるかもしれません。ですが、労働許可の有効期限前に解雇されたり、今回のようにトランスファーするケースもあるので、労働許可書カードに記載されている情報だけでは信用できないというのが実際です。なので、この Mobile App があれば、カードが本物かどうかなのではなく、労働許可自体が有効かどうかが確認できるわけです。

 

References:

Ministry of Manpower: New Work Pass card and SGWorkPass mobile app for easier checking for Work Pass status
https://www.mom.gov.sg/newsroom/press-releases/2017/0905-new-work-pass-card-and-sgworkpass-mobile-app-for-easier-checking-for-work-pas-status
Ministry of Manpower: FAQs on New Work Pass / Long-Term Pass Card and SGWorkPass Mobile App
https://www.mom.gov.sg/-/media/mom/documents/sgworkpass/faq-sgworkpass.pdf?la=en&hash=B8E45FE407DEB206AF52C6A0F1CF57E2