SGQR

Singapore Quick Response Code (SGQR) は、2018年9月に情報通信メディア開発庁(IMDA: Infocomm Media Development Authority)と シンガポール金融管理局(MAS: Monetary Authority of Singapore) が始動して開発された、シンガポールのe-Payment で利用される共通のQRコードです。

最近はいろいろな Mobile Wallet アプリがありますが、それぞれのアプリでQRコードが違いました。同じお店なのに、アプリAで支払う場合とアプリBで支払う場合でそれぞれ使用するQRコードが違っていたのです。

そこで登場したのが、SGQRコード。QRコードは一緒なので、あとはユーザが自分の好みのMobile Wallet アプリで支払えばよいだけです。

SGQR – Singapore Quick Response Code. by MASsingapore

 

先日、Singapore で行われた FinTech Festival 2019で見かけたのが、この自動販売機。Mobile Wallet アプリで商品が購入できます。

SGQRに参加しているMobile Wallet アプリは以下の通り。

vending

*QRコードは加工して読めなくしてあります。

シンガポール金融管理局(MAS: Monetary Authority of Singapore)の発表によると、QRコードの規格を統一するのはシンガポールが世界で初めてなのだそうです。

 

Resources:

Monetary Authority of Singapore: Singapore Introduces World’s First Unified Payment QR Code – SGQR
https://www.mas.gov.sg/news/media-releases/2018/singapore-introduces-worlds-first-unified-payment-qr-code

Monetary Authority of Singapore: Singapore Quick Response Code (SGQR)
https://www.mas.gov.sg/development/e-payments/sgqr

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投稿者: ImanisinamI

はじめまして。 シンガポールに住み始めて15年。こちらの生活に慣れてしまって、便利な生活が当たり前になってしまったこの頃、シンガポールでの生活を日本の知り合いに話すと、すごいね!って驚かれることがあります。 そこで、シンガポールのITやテック事情などを紹介することができればと思い、このブログをはじめました。 私はもともと理工系で学び、IT企業に就職。その後、短大の専任講師&大学の非常勤講師としてIT関連の授業を教えていました。2005年にシンガポールに移住してからは、シンガポールの高等教育機関のIT学部で教鞭をとっています。 このブログを通して、日本の学生さんにもシンガポールのことを知って頂ければ嬉しいです。

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