最近、日本でも「フードデリバリー市場の急成長」というニュースを見ます。シンガポールでは少し早く2017年くらいにそのようなニュースがでていました。
シンガポールでよくみかけるフードデリバリーサービスは foodpanda、deliveroo、GrabFood、そして WhyQなどがあります。
それぞれシンガポールでは以下の時期にサービスを開始しています。
foodpanda (ドイツ) 2012年4月 https://www.foodpanda.sg/
deliveroo (イギリス) 2015年11月 https://deliveroo.com.sg/
Grab (マレーシア発シンガポールベースの企業) 2016年6月 https://www.grab.com/sg/
WhyQ (香港)2019年1月 https://www.whyq.sg/
WhyQはホーカーズ(廉価な飲食店の屋台や店舗を集めた屋外フードコート)からのデリバリーを主にしています。注文の仕方は、こちらのビデオをご覧ください。
注文を入れると、Scheduled(注文が入りました)→Preparing (準備中)→ Out for delivery (食事を受け取って配達中)→ Nearby(すぐそば!)→ Arrived(到着)という具合に、注文状況が確認できます。
シンガポールは共働きが多く、普段から夕食も外食で済ませる家庭が多いので、まだまだ伸びるサービスだと思います。
2012年からシンガポールでデリバリーサービスを開始しているfoodpandaは2018年11月から Pickup サービスを開始しました。こちらは、店に先にオーダーを入れておいて、ランチの時間帯に待たずに食事を受け取れたり、または家に帰る途中で受け取れるサービスです。
1.レストランを選んで、料理を選びます。
2.料理を何時にデリバリー希望か、ピックアップ希望かを選択できます。
これは、FoodPanda にとっても、デリバリーをする必要がないので人件費などが削減できるのではないかと思います。
デリバリーにしてもお持ち帰りにしても、プラスチックごみが増えるんじゃないか、と思っていた矢先に、Deliverooが2019年10月から、リサイクルペーパーを使ったパッキングを希望した場合は、今だけ20%ディスカウントというプロモーションを発表しました。
他にも使い捨ての容器を使うのでなく、何回も使える容器にしようという運動もあります。
それを考えると、日本の昔からのお蕎麦屋さん、お寿司屋さん、ラーメン屋さん、鰻屋さんなどの出前って、エコですよね。容器を家の玄関の前にだしておいたら取りに来てくれるて、再利用されるのだから。
References:
The Straits Times: Food delivery app war in Singapore on the boil
https://www.straitstimes.com/lifestyle/food/food-delivery-app-war-on-the-boil
Business Times: Food delivery pioneer foodpanda says it’s no endangered species
https://www.businesstimes.com.sg/consumer/food-delivery-pioneer-foodpanda-says-its-no-endangered-species
The Strait Times: Deliveroo giving Singapore eateries eco-friendly takeaway packaging options
https://www.straitstimes.com/uncategorized/deliveroo-giving-singapore-eateries-eco-friendly-takeaway-packaging-options
Channel News Asia: New service aims to cut out single-use plastic from takeaways, rent out containers for free
https://www.channelnewsasia.com/news/singapore/revolv-cut-out-single-use-plastic-takeaways-byo-containers-11153230