14,200人のHIV陽性者の個人情報(個人識別番号、名前、連絡先、HIVの検査結果)がオンラインに流出していることが報告されました。ことの発端は、2016年5月、第三者(無権者)に情報が渡っていることが確認され、警察に報告されました。その2年後、その第三者がまだ情報を保持しているとのことで、個人情報が流出してしまった人たちに連絡がなされました。2019年1月、この情報がオンラインに流出していることを確認したため、ニュースになったようです。警察は、もしオンライン上でこの情報を入手したとしても、不正に利用しないようにと呼び掛けています。
シンガポールの保健省 (Ministry of Health)傘下の医療グループ SingHealthでは、2018年7月のサイバー攻撃により首相を含む、国立の病院を利用したことのある1.5万人の個人情報(医療情報は含まない)がハッキングされました。この時は、首相の外来時に処方された薬の情報などが主にターゲットとなっていたようです。この1.5万人の中にうちの子も入っていたようで、情報が流出した旨の手紙が届きました。
前回はハッキングで今回は情報流出なので問題が違いますが、どちらにせよセキュリティ対策をしっかり行う必要があります。
References:
Channel NewsAsia: HIV-positive status of 14,200 people leaked online
https://www.channelnewsasia.com/news/singapore/hiv-positive-records-leaked-online-singapore-mikhy-brochez-11175718
Today: Cyberattack on SingHealth: Patients hope they won’t become victims of scams
https://www.todayonline.com/singapore/cyberattack-singhealth-patients-hope-they-wont-become-victims-scams